5日、豚コレラの感染が新たに確認された岐阜県中津川市の養豚場で、今月2日から子豚が相次いで死んでいたものの、この養豚場は「異常な豚はいない」として県に報告していなかったことが分かりました。
岐阜県によりますと、4日、中津川市にある養豚場から「母豚1頭と複数の子豚が死んでいる」と連絡があり、この養豚場で飼育している豚のうち13頭を検査したところ、すべて豚コレラに感染していることが5日確認されました。
この養豚場では今月2日からおよそ80頭の子豚が相次いで死んでいたものの、「異常な豚はいない」として県に報告していなかったということです。
岐阜県は毎日2回、死んだ豚の頭数や、豚に異常がないか報告するよう県内の養豚場に求めていて、県は関係者から話を聴き、詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190905/k10012065611000.html