今月20日に東京で行われたラグビーワールドカップの日本対南アフリカ戦を三反園知事が公務で観戦し、高額なチケットを大会スポンサー企業から無償で提供されていたことがわかりました。
鹿児島県によりますと、三反園知事が公務で観戦したのは、今月20日に東京で行われたラグビーワールドカップ準々決勝の日本対南アフリカ戦です。
県は公務の理由について、「鹿児島市で事前キャンプをした南アフリカへのお礼で応援した。先方からも応援の依頼を受けていた」としていますが、チームとの面会などはありませんでした。この試合は鹿児島市の森博幸市長も現地で観戦しましたが、チケットは、南アフリカチームから提供された一般席でした。
一方、三反園知事のチケットについては、県の特別顧問を務める男性が大会スポンサー企業に手配を依頼し、無償提供されたということです。観戦席は、バックスタンドの最上階にあって、ラウンジでの食事などが提供され、チケットは10万円を超える高額とみられます。
県スポーツ振興課は、次のように説明しています。
◆南アフリカ代表チームから予選4試合のうち2試合は一般席の招待券が届いていたが、日程が合わず観戦はしなかった。
◆日本対南アフリカの準々決勝は南アフリカからの招待はなかったが、特別顧問が手配した大会スポンサーの招待券が届いたため、そちらで観戦した。
県の担当者は、来年の東京オリンピックの7人制ラグビーの事前キャンプを鹿児島に誘致するためで、問題はないという認識を示しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-00038839-mbcnewsv-l46