日、「ミサイル・航空機無力化」高出力電波発射装置の開発推進
記事入力2019.11.17。11:45
(東京=連合ニュース)パク・セジン特派員=日本の防衛省が自国を脅かす国のミサイルや航空機を無力化させることができる高出力電波発射装置の開発を進めていると産経新聞が17日報じた。
報道によると、日本防衛省は、2014年から関連研究を進めて開発目標の輪郭をとった状態だ。
早ければ2021年度予算に関連する費用を入れて開発に本格的に着手して、陸上配備型とトラップ搭載型に活用して、F2戦闘機の後継機にも搭載することを念頭に置いている。
電子戦装備の一種である高出力電波発射(照射)装置は、周波数が3〜30ギガヘルツ(㎓)で、非常に高いマイクロ波(HPM)技術が適用される。
レーザーのようなエネルギーを集めて光線(ビーム)の形で放出する高出力マイクロ波技術は、将来の戦闘の様相を変える最先端の軍事技術として注目されながら、主要国が開発を進めている。
日本では、効率的に高出力マイクロ波を出す技術を研究している防衛省傘下の防衛機器庁の電子機器研究所が来年まで試験を終える計画であることが分かった。
高出力電波発射装置は、燃やす方法でターゲットの外側を破壊する高出力レーザーと異なり、強力なマイクロ波で相手ミサイルや航空機の電子機器を妨害して一度に無力化させることができるのが特徴である。
日本の防衛省は、高出力電波発射装置の運用に同時多発的に行われることができる多数の無人機攻撃にも対応が可能な環境構築を目指しているという。
産経は防衛省が今年5月と7月に高出力マイクロ波発射装置と関連した開発・製造、輸入業務などを取ることができる放散企業を調べるなどの開発推進計画を具体化している間、開発着手から実戦配備まで、少なくとも5年程度がかかると予想した。
https://n.news.naver.com/article/001/0011217271