新幹線新造費に300億円…JR東、台風被害
2019/11/30 10:35
JR東日本は29日、10月の台風19号による被害額が約478億円に上ると発表した。
このほか、浸水被害で廃車にする北陸新幹線の新造費が約300億円かかる見通しで、合計約778億円の一部は2020年3月期連結決算に特別損失として計上する方針だ。
478億円の内訳は、新幹線関連のほか、在来線の鉄道設備の復旧費用などで、復旧費用の一部には保険金を充てる予定という。
一方、浸水した長野新幹線車両センター(長野市)の復旧費用は今後、所有者の独立行政法人「鉄道・運輸機構」と協議して算定する。
JR東の負担は現時点で確定できず、20年3月期連結決算の業績予想修正は見送った。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191130-OYT1T50097/