2013年 新テスト導入提言/共通テスト巡る経過
公明党の斉藤幹事長(中央左)から記述式問題の導入見送りを求める要請書を受け取る萩生田文科相(共同)
2020年度開始の大学入学共通テストを巡り、政府が、国語と数学の一部に導入予定だった記述式問題を見送る検討に入ったことが5日、分かった。
<共通テストを巡る経過>
▼2013年10月 政府の教育再生実行会議が大学入試センター試験に代わる新テスト導入を提言
▼14年12月 中教審が、20年度から英語民間検定試験を活用し、国語と数学に記述式問題を取り入れる新テストの導入を答申
▼17年7月 文部科学省が新テスト「大学入学共通テスト」の実施方針
▼18年11月 高校生約6万人を対象に試行調査。記述式で補正が必要な採点ミスが判明
▼19年6月 共通テストの問題作成方針。国語では最大80〜120字の記述を求める
▼8月 記述式の採点業務をベネッセコーポレーションのグループ会社が約61億6000万円で落札
▼10月24日 萩生田光一文科相が、英語で導入される民間検定試験について「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」とテレビで発言。
教育における経済格差を認めたもので後に謝罪、撤回に追い込まれた
▼11月1日 萩生田氏が英語民間検定試験の導入見送りを発表
▼12月5日 公明党が記述式の導入延期を要請。萩生田氏は年内に最終判断する考えを示す
https://www.nikkansports.com/general/news/201912060000062.html
英語民間試験、教育関係者が散々反対してたのにちっとも動かず、
大臣の失言で政治問題化した途端に中止って、日本ってまともな議論ができない国だよな