ロボット「フョードル」の役目、1回の宇宙ミッションで終了 交替見つかる
8月に国際宇宙ステーション(ISS)のミッションに同行したロシア産人型ロボット「フョードル」に代わりが見つかった。
ロボット「アルチョーム」(ARTEM, Automatic Research and Testing Machine)が後継となる。
ロシア国営宇宙開発企業「ロスコスモス」にはフョードルを2021年まで使用する計画があったが
(宇宙船フェデレーションで打ち上げる予定だった)、フョードルのキャリアは1回のミッション終了後の2019年9月と、かなり早い段階で切り上げとなった。
フョードルを乗せた宇宙船と国際宇宙ステーションのドッキングは2回目の試みで成功したが、
フョードルの地球帰還後に「ロスコスモス」社は「このロボットは今後どこにも飛ぶことはない」と発表していた。
今後のミッションにはフョードルの「子ども」、つまりフョードルプラットフォームのロボットが参加する。
フョードルは救助ロボットとして開発され、非常事態省で救助補助にあたる予定だった。
そのためフョードルはかなり自由な動きができるように作られている。
「フョードルは四つん這いができる唯一のヒューマノイドロボット」が確認されていた。
フョードルは更に、開脚で座り、両手射撃ができる。この機能は宇宙用に転換された後に習得した。
フョードルくん
https://jp.sputniknews.com/science/201912156936810/