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女性同士のキスシーン削除 スター・ウォーズのシンガポール版―ディズニー
人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ」の最新作「スカイウォーカーの夜明け」のシンガポール上映版から、女性同士のキスシーンが削除されていたことが分かった。政府の検閲ではなく、配給元の米ウォルト・ディズニーが興行収入や市民感情を優先して自主的に削除したようだ。
シンガポール当局は24日、ロイター通信に、成人向けにならないようディズニーが「カットした」と説明。この結果、新作は、13歳未満の観賞時は保護者の指導が必要とされる「PG13」に分類された。
国内では同性婚は認められておらず、男性間の性行為も違法。同性のキス場面があると成人映画指定され、ファミリー客が来場できなくなる恐れがあった。ただ当地でもLGBT(性的少数者)の権利向上が叫ばれており、男性間の同性愛容認を求める動きも出ている。