https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170711-00000015-asahi-soci
通勤時の電車の混雑緩和を図るため、東京都は11日、時差出勤や在宅勤務を呼びかける「時差ビズ」のキャンペーンを始めた。昨年7月の都知事選で「満員電車ゼロ」を公約に掲げた小池百合子知事が主導する試み。25日まで。
都のほか約280社・団体が趣旨に賛同して参加。11日は、早朝に出勤する人たちに飲料やアイスクリームを配る企業もあった。
期間中、午前7時に出勤して午後3時45分には仕事を切り上げる形など、勤務時間帯を9種に分けて時差出勤を促す。
政府が定めた24日の「テレワーク・デー」にあわせて都の幹部職員の在宅勤務も励行。参加企業・団体も早朝出勤する社員らへの朝食提供などを試みる。鉄道各社は車内の混雑状況を自社サイトなどで知らせる「混雑の見える化」にも取り組む。