金正恩氏の誕生日、動きなしー挑発は自制、核に一層執着か
【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は8日、誕生日を迎えた。大きな
祝賀行事はなかったもようで、制裁長期化に備えて自立経済の建設に力を入れる
構えだ。米イラン衝突の行方を注視し、当面は重大な軍事挑発は控えるとの観測
もあるが、核への執着は一層強めそうだ。
8日付の党機関紙、労働新聞は社説で米国など敵対勢力との対決は「制裁と
自力更生の対決に圧縮されている」と強調した。金氏は昨年末の党中央委員会総会で
「新たな戦略兵器」の登場を予告したが、年明け以降、大陸間弾道ミサイル(ICBM)
発射実験などの差し迫った兆候はない。
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