中国四国百貨店協会が22日発表した2019年12月の中国地方の百貨店売上高は、前年同月比5.9%減の276億5300万円だった。
3カ月連続のマイナス。暖冬でコートなど重衣料が不振だったほか、土曜日と祝日が減って年末商戦が苦戦した。
消費増税の駆け込み需要の反動が残った店舗もあった。
同協会では20年も減少基調が続くとみているほか、1月末の天満屋広島アルパーク店(広島市)の閉店に伴う分が「全体を1%台半ば程度押し下げる」と見込んでいる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54708050S0A120C2LC0000/