チンコ「ダンナ、ちょっと話してえことが」
俺「なんだい思いつめたような顔しちまってどうしたい。なんかあったのかい」
チンコ「ダンナ…、おれぁもう生殖器のカンバンおろさしてもらいてぇんだ」
俺「なんだい、いきなり。突然だねおまえも、ドキッとするようなこといわないでおくれよ」
チンコ「いままでずいぶんといい思いさしてもらったダンナにこんなこというのはしのびねえが、おれぁもう自信がねぇんだ」
俺「そりゃね、そりゃ、不調なときもたまにはあるさね、でもね、なにもカンバンおろすこたぁないじゃないか」
チンコ「ダンナのもとを去ろうって不義理な料簡じゃねぇんだ。これからは、ただの泌尿器、としてお仕えさしてもらいてえんだ」
俺「泌尿器っておまえ…、まだ四十代だよ。そいつぁいくらも早すぎだよ、もうちょっとがんばろうよ」
チンコ「らくをしてぇわけじゃねぇんだ。いざってときに、途中でふにゃってダンナの顔つぶしたかぁねぇんだよ」
俺「そりゃこれまで生殖器とし活躍した事は無いかもしれないが、思い出してごらんよ。よかっただろ、楽しかっただろ」
チンコ「ダンナにゃ本当にいい思いをさしてもらったと思ってる、そんなダンナだからこそ恥かかしたくねぇんだ。わかってくれ、ダンナ」
俺「そうか、じゃあこうしよう。あたしもこれからは節制するよ、節制。節酒、十分な食事と睡眠、そいからストレスもためないよ」
チンコ「お気持ちはありがてぇが、もう決めたんで」
俺「よし、効くってウワサの薬も飲もうじゃねぇか。節制と投薬、ダブルの効果だ、こいつで一緒にがんばろうじゃないか」
チンコ「気ぃつかってもらって申し訳ねぇが考えたすえのことなんで…、次は小便のときお会いしやしょう。ダンナ、失礼いたしやす」
俺「おいおい、ちょっと待っとくれよ、お待ちったら・・・、いっちまいやがったよ」