仁川−福岡725円、日本路線「涙のセール」
片道8000ウォン(約725円)という日本行きの航空券が登場した。新型コロナウイルスによる事態で旅行客が急減したことを受け、
航空各社が苦肉の策として発売した超特価商品だ。
格安航空会社(LCC)のチェジュ航空は現在、仁川発福岡行きの航空券を片道8000ウォンから販売している。
3日午後現在、同社のウェブサイトで4日午前、6日昼の便で仁川−福岡の往復航空券を予約すると、
1万6000ウォン(燃料サーチャージ、空港使用料除く)を購入できる。他の航空会社も状況は似ている。
ティーウェイ航空は仁川−福岡線で片道8000ウォン、イースター航空も仁川−鹿児島で片道1万ウォンの運賃を設定した。
新型コロナウイルスへの感染懸念で旅行客が激減し、最近日本路線の搭乗率は20%台にとどまっている。
LCC業界関係者は「中国、東南アジア路線の運航が続々と中断され、それでも残った路線が日本だ。
日本路線までも中断するわけにはいかないので、最後の抵抗をしている格好だ」と話した。
金康漢(キム・ガンハン)記者
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