「家族殺すつもり」強い殺意か 容疑者は「おとなしい印象」
捜査関係者によると、凶器のボーガンから放たれた矢は5本。死亡したうち、女性2人はいずれも頭部に1本ずつ、20代男性は頭部に2本の矢が刺さっていた。
40代のおばは首に1本だったという。いずれも人体の枢要部を狙っており、強い殺意があったことをうかがわせる。
ボーガンの入手経路などは明らかになっていない。
野津容疑者を知る近くの50代女性は「自分から話すタイプではなく、おとなしい印象だった。
小中学校の登下校中はずっと1人で帰っていた気がする。高校に行ったことまでは聞いていたけど、それ以降はちょっと分からない」と話した。
一方、別の近所の主婦(38)は現場となった野津容疑者の親族宅について「何回も宝塚署の警察官が来ていた。
近所からクレームが入っている感じだった」と明かした。
https://www.sankei.com/affairs/news/200604/afr2006040028-n1.html