濁流に襲われた熊本県球磨村の渡地区では4日早朝から、高台にあるため浸水を免れた「寿泉寺」に住民約40人が身を寄せ、私設の避難所となった。
住職の勝枝之総さん(66)は電気と水道が止まる中、炊き出しなどを行ったが、水や食料が尽きかけているといい、支援を求めている。
中略
勝枝さんは米を炊き、避難した住民におにぎりなどを提供。午後には水が引き始めたが、多くの人は避難を続けているという。「米はある程度備蓄があるが、
1日持つかどうか。一刻も早く支援物資を提供してほしい」と訴えた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070400360