https://news.yahoo.co.jp/articles/acd84c2a2639dd0bf6476cabb70d55f6fade36d4
平井伸治知事(以下、平井) 新型コロナウイルスが中国で注目を集め始めた頃から、大きな影響がいずれ来るかもしれない、先手を打つことができればと考えてきました。
実は私たちにとって、2009年に流行した新型インフルエンザ対策が記憶に新しいんですね。当時、鳥取県内にも感染が広がりました。
「これは始まると早いだろう」とにらんで、1月21日から新型コロナウイルス対策の組織を鳥取県庁に立ち上げました。
新型インフルエンザの時、我々が取り組んだ感染症対策をベースにして考えていこうと。
県内には高齢者の方が多く、基礎疾患を持つ方もいらっしゃる。
そうした方々を抱えながら、病院の数は決して潤沢ではないんです。
必要数はあると思うのですが、絶対数がやはり大都市よりは少ない。
「よほど準備をしてかからないといけない」という危機感が当初からありました。