東京都は、8日、都内で新たに75人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染の確認が100人を下回るのは7日ぶりです。
東京都は、8日、都内で新たに0歳から60代の男女合わせて75人が、新型コロナウイルス感染していることを確認したと発表しました。
都内で1日の感染の確認が100人を下回り、2桁となるのは7日ぶりです。
75人のうち、20代と30代は合わせて50人で、全体のおよそ66%を占めています。
また、75人のうち、41人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、34人は今のところ感染経路がわかっていません。
都によりますと、75人のうち24人はホストクラブやキャバクラ店、それにガールズバーなど、近い距離での接待を伴い夜間、営業する飲食店の従業員や客で、このうち、新宿エリアが9人、池袋エリアが3人だということです。
このほか、友人や職場の同僚との会食や飲み会を通じての感染が7人、家庭内での感染が6人、職場での感染が4人などとなっています。
8日の75人のなかには、重症の人はいなかったということです。
これで都内で感染が確認されたのは、合わせて7048人になりました。
一方、8日、都内で死亡が確認された人はいませんでした。
新型コロナウイルスに関連して、政府が、一律の移動自粛を求めないとしている一方で、東京都の小池知事は、今月4日「都民のみなさまには不要不急の他県への移動は控えていただきたい」と発言しています。
この呼びかけが今も継続しているかどうか、8日、記者団から問われた小池知事は、「国とは問題なく連携している。病気がある方とかは無理して出かけないほうがいいですよということです」と述べ、継続しているかどうかについては明言しませんでした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012504141000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_021