フィリピン議会は10日、大手テレビ局ネットワークABS─CBNの25年の放映権更新を拒否した。活動家は、フィリピンのドゥテルテ大統領の代わりに繰り広げた政治的抗争だと述べ、怒りをあらわにしている。
審議を担当した委員会は、ABS─CBNが「放送権を与えるに値しない」とする作業部会の評価に大多数が同意した。ABS─CBNの従業員は約1万1000人で、視聴者は数千万人に上る。
活動家は、ドゥテルテ氏が法廷や議会、規制当局を利用して自身の独裁政権への反対勢力を組織的に弾圧していると批判する。
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