イングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスに所属するコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハ(27)にSNSで人種差別などの投稿を行なったとして、
12歳の少年が逮捕された。12日付の英BBC放送(電子版)など複数の英メディアが報じた。
逮捕された少年はアストンビラのサポーターで、ザハのインスタグラムに黒人選手を差別するコメントを書き込んだほか、
白人至上主義組織KKKの画像を投稿。「明日ゴールを決めたら幽霊になってお前の家に現れる」と脅迫した。
アストンビラ―クリスタルパレス戦が行われた11日の朝に、ザハは「今日はこれで目が覚めた」と差別、脅迫についてインスタグラムに投稿。
事態を重くみた地元警察がすぐに動き、投稿者を特定。12歳の少年を逮捕した。
クリスタルパレスのロイ・ホジソン監督(72)は「卑怯で卑劣な行為。ザハは正しい行動をした。黙っていることではない」とコメント。
今年5月、米国で黒人男性が白人の警官に押さえつけられて死亡したことを受け、抗議活動を行なっているプレミアリーグも「まったく受け入れられない行為。
プレミアリーグはザハ選手と共に立ち向かう」と声明文を発表した。
アストンビラは「非常に不快な人種差別の投稿を遺憾に思う。犯人が特定された場合、永久追放とする」との声明文を出していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/34aadee3ced9c59e11cdc9e76e8c41b8b0ccfaa0