野党4党、臨時国会召集の要求書を衆院議長に提出 安倍首相にコロナ対策の説明責任求める
立憲民主、国民民主、共産、社民の4党と無所属議員の有志は31日、憲法53条に基づき臨時国会の召集を求める要求書を、大島理森衆院議長に提出した。
新型コロナウイルス感染症の再拡大や相次ぐ豪雨災害を受け、野党は、安倍晋三首相に国会審議の場で説明責任を果たすよう再三呼び掛けてきた。
しかし首相は、閉会中審査への出席を拒み、通常国会閉会翌日の6月18日を最後に、記者会見も開いていない。
53条は衆参両院いずれかの総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣が臨時国会の召集を決定しなければならないと定めている。
だが、いつまでに召集するかの定めはない。実際に国会を開くかどうかは政権の意向が影響し、要求に応じなかった事例もある。
菅義偉すがよしひで官房長官は31日午前の記者会見で「国会のことであるので、与党とも相談してまず対応したい」と述べるにとどめた。
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