富野監督が『戦争は女の顔をしていない』の帯に寄せた“お世辞”の真意とは?【鼎談】小梅けいと×速水螺旋人×富野由悠季
「この原作をマンガ化しようと考えた作家がいるとは想像しなかった。瞠目する。原作者の慧眼をもって、酷寒のロシア戦線での女性の洗濯兵と狙撃兵の異形をあぶり出した辣腕には敬意を表したい。
それをマンガ化した作者の蛮勇にも脱帽する。男性の政治家と経済人たちの必読の書である。女たちは美しくも切なく強靭であったのは事実なのだ。」
――本作の単行本第1巻が発売された際、『機動戦士ガンダム』『Gのレコンギスタ』を手掛ける富野由悠季監督が熱い檄文を寄せた。今回は著者の小梅けいとと監修の速水螺旋人をまじえて、本書にかける思いを語り合っていただいた。
「蛮勇」という言葉に込められた想い
──『戦争は女の顔をしていない』の単行本では、富野由悠季監督から熱い帯文をいただいています。まずは小梅けいとさんと速水螺旋人さんは、この帯文を読んで、どんな印象を抱かれましたか?
小梅 僕にとって、富野監督は雲の上のような方なので、これだけの励ましの言葉をいただけたことがありがたくて震えておりました。僕としては、この文章は激励の言葉として受け取っております。
速水 ありがたい言葉をいただき、光栄でした。「蛮勇」という言葉は、作品をお手伝いしている僕の立場からも、ふさわしい言葉だなと思っていました。富野監督からご覧になっても「蛮勇」に見えるのだなと、あらためて実感しました。
──富野監督は、この帯文にどのような思いを込められたのでしょう。
富野 この本は公に出版されるものですから、お世辞で書きました。この言葉の意味には、すべて裏があります。正面切って、褒められたと思うな!
一同 はい。
富野 この帯に書いていることは、実を言うと、叱っているんです。この原作の内容をマンガ化するのは、正気の沙汰とは思えない。昨日も原作にあたってみましたが、マンガになんてなるわけがないと思っていました。
そういう意味では、本当に「蛮勇」です。どうしてこの原作を、マンガにしようと思ったのか。むしろ教えてほしい。そこが僕のような年代にとっては本当に謎なのです。
この『戦争は女の顔をしていない』という書籍は、日本軍の記録しか知らなかったわれわれのような世代にとっては、衝撃的な本でした。
第二次大戦のソビエト関連の戦記物は、日本ではほとんど知られていないし、僕自身もその状況を知ったのは、この本が初めてでした。
しかも、この本は女性の目線で描かれていて、いわゆる日本の兵士を見送った(国防)婦人会のような目線ではないんです。
ソ連の婦人たちは、第二次大戦で戦場に出ていた。戦場で洗濯兵となったり、狙撃手までやっていたことが書かれています。
ここに戦争を考えるうえで、一番大事なものが記されているんです。それは戦争の体感です。日本は戦争が終わってたかだか75年ですが、すでにコテンパンにやられたことをけろっと忘れてしまっている。
いまでは自衛隊を軍隊だと言い、戦争はカッコいいものだと思っている人がいるんです。彼らには戦争の体感がありません。戦争は憧れてはいけないんです。
だから、僕はミリタリーおたくが大嫌いです! 戦車が出てくるアニメを見て、戦車を動かせると思うな、ということです。でも、自衛隊でそういうことが実際に行われつつある。それを速水さんはご存知ですか?
(長いので全文はソース)
https://ddnavi.com/interview/643316/a/ フィンランド先生wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>富野 この本は公に出版されるものですから、お世辞で書きました。この言葉の意味には、すべて裏があります。正面切って、褒められたと思うな!
>
>一同 はい。
糞ワロタ
富野由悠季ってアニメは微妙だけど対談とか寸評とかはいいよね
富野「ガンダムが世間に対して教訓や現実的な打撃になるほどの評価がされていないことが無念だ。
これはオフレコにして良いです。改憲論者が平気で出てくることを阻止できなかった自分が辛い」
(BS2『ロングインタビュー 富野,吠える』より)
第28回東京国際映画祭 富野由悠季インタビュー
――ガンダムシリーズで、両陣営の戦争背景を描いた理由はなんでしょうか?
富野 その当時、殆どの戦争記事は一方の視点でした。しかし、双方合わせて数十万人からなる戦場を
考えてください。もし双方が互いに正義がなければ、このような戦場は成立できないでしょう。多数の
物語は一方の観点に基づいているので、僕は双方の立場を見せる物語があっても良いだろうと感じました。
ガンダムでは、僕は敵味方双方を物語る事を目指していました。特にアニメは通常子供が見るものですから、
一方の原則のみを語ってしまったら、必然的に結局、自分で考える事に影響を与えてしまいます。
――ファーストガンダムの反戦思想は、あなたが総監督だったからですか。
富野 そうです。絶対的にそうです。
富野「今回も東京オリンピックのために国立競技場があっという間に壊されてしまいましたが、『オリンピックだから』
ということで大した議論もなく、全部ゴーサインが出る風潮は半世紀上立っても変わりません。
満州事変やノモンハン事件を「戦争」と言わずに「事変」「事件」と言ってごまかした 大日本帝国の精神構造と
ほとんど同じじゃないでしょうか 。もはやタチの悪いカルトですよね 。
国家の推進しているものに対して、ちょっとおかしいということがあっても異議申し立てできない空気は危険です。」
将来的にはラジコンになってその程度でも戦車を動かせるかも知れん
ミリオタが深まれば深まるほど戦争の悲惨さと無意味さを知って反戦傾向になると思うんだけどね
アニヲタが中途半端なミリオタ化してネットの知識だけでイキってるのが一番ヤバいんじゃね
でそういうのを沢山生み出したのが富野だろうし
硬派なミリオタはアニメなんぞ観ない。
擬人化なんぞもってのほか
パヤオ「零戦は好きだが零戦がカッコよく戦ってる絵なんて死んでも描きたくない」
>>10
日本のために命を尽くした兵隊を尊敬こそすれ、何の苦労もせずにコスプレして遊んでるコイツら見てなんか無性に腹立った この人みたいな人よくいるけど完全に勘違いしてるんだよなあ
まーこの人は勘違いしたまま亡くなるまで行くだろうけど
>>10
欧米だったら当たり前の楽しみ方なのにジャップはニュースにして晒すんだなぁ ガンダムが出てくるアニメ見てるけどゴッドガンダムなら俺にも動かせると思う
まあ正直この作品を漫画化したのがポルノ的好奇心なのは明白だから何とも言えんわな
富野「風立ちぬ、ぜひご覧になってください。本当に見事な映画です。宮崎さんが描いたのはこういう
ことです。技術者というのは夢を持つ。美しいものが空を飛ぶ姿は素敵だ。でも、航空技術に関わった
おかげで、軍事でしか自分の才能を昇華できなかった。そんな絶望の物語なんです。」
「映画にはそのカプローニと夢のなかで出会うシーンがあって、「家族みんなを連れて、好きなところに
旅に出かけられたらいいね。君もそんな飛行機を作りなさい」と言われる。それで彼は「頑張ります!
僕も美しい飛行機を作ります!」と答えるんだけど、最後にもう一度カプローニに会う。堀越の“飛行機
を作る”という夢は確かに実現した。「でも、僕が作ったあれは、一機も戻ってきませんでした」と彼は
声を振り絞るんです。その瞬間、頭上をバーっとゼロ戦の大群が飛んでいって終わる……。(感極まって)
もう本当に僕は、この物語を話しているだけで駄目なんですよ。悲しくて。」
富野「宮崎監督はゼロ戦の功罪、そして技術者の功罪というのをしっかり描いているんです。
僕は『風立ちぬ』を見て初めて、「単なるメカオタクじゃなかったんだな」ってわかりました。
あるところで今回の制作スタンスを明言していたのですが、「軍事オタクからゼロ戦を取り戻す」
という意思で作ったそうです。ネットなどでは「今さら何を言っているんだ」と叩かれていると
思いますよ。でも、そのぐらい好きで、メカのことをわかっていないと、人と道具の関係性なんて
正確に描けないです。」
ガンダム解説動画結構面白い
マ・クベやハモンはジオン革命を成し遂げたスパイだった
速水世代、小梅世代って言ってるけどほとんど年齢変わらないのでは…?
>>24
ボルジャーノンなら脳波だけで動かせるぞ
ザクはランバラル隊の大半は動かせなかったらしいが パヤオは戦争趣味を自分の幼稚性って言い切ってるから、特に反応はしないだろうな
腹の底でどう思ってるかはともかく
富野「戦争は悲惨だってアニメたくさん作ったろw」
ガノタ「戦争はかっこいい!w兵器最高!w」
富野「オタクはクズ」
たしかに
ガンダムは反戦作品だろ
アムロが乗るの嫌がったりジオン軍が学徒動員するとか
コイツラ戦争経験はあっても戦闘経験はないんでしょ?
>>42
おっ、ベトナム帰還兵のマウント発言きたなw >>1
結局小梅も速水も何言われてるかわかってないよねこれ
富野も途中から伝えるのあきらめてる 富野やパヤオのミリタリーメカ好きは、機能を発揮するための造形、構造、メカニズム、ギミックに美しさを感じる、見てるだけで脳汁が出てくることなんだよね
そんで実際に動くとこまで描くのは好きだけど、それでただ純然と活躍するだけなのはやりたくないってのが
>>16なんだろう
機械、マシーンが動くのが書きたい、アニメでやりたいってのがパヤオらの監督
機能発揮のために造形された各パーツや構造、ギミックになんともいえない喜びを感じる奴って嫌儲にも一部いると思うが、そういう奴は分かるだろう? >>42
Zガンダムは一年戦争の経験者と非経験者で行動原理が全く違うってトリックもあるし
経験者=アムロ、シャア、ブライト、バスク・オム
非経験者=カミーユ、ジャミトフ、アクシズ全員、ヘンケン(アバオアクー非経験者) ええぇ…
オレ、ガンダム結構見てるからMS動かせると思ってたのに
今となってはガンダムが自律兵器でない時点でフェアリーテイルだよね
>>37
螺旋人が49歳で小梅が45歳かな?
この時代の4歳差は永遠に埋められない年齢差だと思ったんだがどうなんだろう ぶっちゃけ富野ガンダムだと女兵士はほとんどろくに生き残らないからな
もう30年以上ゴミアニメしか作っていない評論家の富野さん
駿
ショック死
ワラタw ここだけはホントに同意
流石の発言だとおもう
富野 最後の小梅さんの発言で、世代のもっている目線の違いをあらためて感じました。難航しているという言い方をしていましたが、当然のことでしょう。
右翼でも左翼でもない、資本主義でもなければ共産主義でもない、思想に左右されない、原作者のニュートラルな感じを出すのは難しいのです。
でも、だからこそ戦場の体感を正確に伝えられることができるんじゃないかと思います。
思想をもってしまうと、どうしても思想にとらわれてしまって、体感にならないんです。
軍国主義が良い悪い、政治が良い悪いという言葉遣いで戦争を語るから、間違うんです。ますます期待をしています。
>>57
∀以降(といっても2作しかないが)はほとんど死んでないと思うが 富野ガンダムだとハマーン・カーンやマリア女王クラスですら戦死するし。
これコミカライズとして正統派とは思えなかったんだよな
女性兵士の描き方に生々しさが全く無いのが違和感ありありでさ
描いてるの男でエロ系と聞いて納得
小梅けいともまさかハゲと対面で話させられるとは思わなかっただろうな
なるほどね
ハゲって基本合わせる人なのにこうなるのは漫画作った人たちはちょっとシャンとしたほうがいいな
マニュアル見ただけでロボット動かすアニメ作ったくせに
まあ実際の軍隊は徴用でも志願でも皆死にたくねえ死にたくねえと言いながら死んでいくものだったからな
>>65
1stですらハモン、マチルダ、ミハルと死屍累々だが。 >>64
思想に囚われないように囚われないようにと配慮して出来上がったコミカライズって感じだから
そこだけ違和感があったな、最初といってることが違うというか、なら褒めればいい。
しょうがないんで合わせたんじゃないかな わかるわ
銃関係のスレとか気持ち悪くて恥ずかしい奴が多いよな
バンダイとサンライズがある意味死の商人だからいけなかったのかなぁ
反戦が根付かなかったのはこいつらのせいだと思う
そもそも>>1を読んでも小梅と速水の発言から気概みたいなものを感じられないんだよね…
コミカライズで何を伝えたかったのかわからないというか。
それを感じ取っての檄というか褒め殺しの帯文だったんだと思うよ >>65
でもテテスとかレット隊の奴とかインパクト強めだよね
後者は直接的に表現してないけど Vガンダムのシュラク隊のジュンコは1stのキツカツレッカと同じシチュエーションで爆死するし。
と言うかキチガイ禿と対談させられるとかいうハラスメントやめろよ
>>9
高い志かかげても富野ガンダム作品からそんなこと伝わらんよ
戦ってばっかで、結局人間は共感し合えないという結論しか読み取れない
しかもイカれてるシャアが人気な時点で視聴者に何も伝わってない おじいちゃん今は時代が違うんだよラズベリーパイで人とか殺す時代だから
人を殺すのに勇気なんて必要ないよ単なる作業でw
褒められたと思うな!
↑
軽く巻き舌になるんだよな
富野が良いこと探ししてるやん
そんなことさせるなよ
こいつホンダのペットロボに対して「こんなものが子供が離さない熊の人形の代わりになると本気で思っているのか?」みたいに憤慨してて笑ったわ
ペットロボットは子供のクマの人形じゃないだろペットの代わりなんだからw
ペットロボットは要するにハロだろ?バカなのかこいつ?wwwwww
俺はCoD好きだけど戦車は好きでも何でもないよ
かっこいいのは戦車ではなく人物だからね
>>82
漫画は楽しんでるけど、そういう感覚はなんとなくだけどわかる 富野なら「ソビエトの女兵士?ザクにナチスSS乗せて虐殺させたろか?」ぐらいは妄想してそう
戦争なんて犬死にしかよぎらんわい
戦車見ても爆撃や地雷で潰されて死ぬ中の人がよぎる
世界大戦やらの実写見てるせいだろうけど
何の分野でもいいから分かりやすく売れてる人間
例えば米津なんかが自分はガンダムを見て戦争は絶対やっちゃいけないって思ったとか言ったら富野は満足するだろうか
なんだかんだ楽しませてもらったしいい加減楽になって欲しいわ
でも無理なんだろうなぁ
禿げは原作を戦争体験記として真っ正面から受け止めてるけど
小梅速水は最初からそこまで高尚なものとして描こうとしてないのは明らかで
温度差ありすぎだなこれ
>>1
「戦争は女の顔をしていない」か
あれ原作と漫画の両方読んだけど、漫画はソフトにしすぎてもはや別物になってたわ >>108
早とちりのおっちょこちょいの無能バカ
声がでかい勘違いキチガイ
それが富野ですw
恥の多い人生もあとわずかで賞w こいつの作品がきっかけで軍ヲタになって自衛隊に入ったやつ知ってるわ
死ねよ
>>111
ガンダムにハマって軍ヲタになって自衛隊に入るような奴は
ガンダムがなくてもヤマトやガルパンを見て軍ヲタになって自衛隊に入るだろうね…(ニチャア > いまでは自衛隊を軍隊だと言い
これ気になるなあw
どういう理屈で自衛隊は軍隊ではないと言うんだろ?
>>10
メルカリなどで売ってるから買ってるわけで
売る方のモラルを問えよ >>115
富野が本気になったら自衛隊は武装親衛隊とか言いそう それどころか今の若者はオートマ限定だからな3ペダルのガンダムは動かせない
>>86
庵野がノイローゼになったのも「私はたぶん三人目だから」というセリフをわざわざ言わせたのに
アニオタは単純に「綾波が生きてた」と喜んだから 最近の戦車はゲーム機のコントローラーで動くぞ
戦闘機もタッチパネルで簡単に動かせる
話は面白いし分かりやすいのに
なんで作る作品はあんななのさ
>>48
どうお前がわかってるのか
わからないケンモメンに説明できるの?
わかった振りなんてするなよ こいつとか庵野もそうだけど俺は作ってる側だからって言い訳やばいほどするよね
端からみたらおめーのことだよって言う
原作の一番重要な部分を抜いて漫画にしてる印象なんだよ
ただのミリタリー美少女ものにしかなってなくない?今のとこ
>>10
映ってる奴が爽やかなイケメンだったら許されてるなこれは この作者も『この世界の片隅で』が地に足ついた作品だと評価してるな
戦争の日常を淡々と描くとか誉め言葉になるんだろうか
>>81
そんな事言ってたらタミヤ模型とかどうなるんだ?w
まあB29だけはプラモにしなかったけどなw