ストレスがどこからやってくるか”を知っておけ。ホリエモンが考える「不安」への対処法
「時は金なり」ということわざがあります。
「時間はお金と同じくらい貴重で大切である」という意味ですが、これに対し、堀江貴文さんは異を唱えています。
ぼくに言わせれば、こんなバカな考え方はない。
この言葉は、時間とお金を「同等に価値があるもの」だとしているからだ。
人間にとって、何より尊いのは「時間」である。
堀江さんにとって時間は、お金より大切で、“人生でもっともかけがえのないモノ”だと言います。
ぼくが長野刑務所で入れられた独房には、時計がなかった。
受刑者から「自分時間」を奪うための巧妙な仕掛けである。
こうなると、何やらとても「退屈」なのだが、かといって、自分で何かをする気にもなれないという中途半端な状態になる。
このとき確信したのが、「暇=悪」ということだ。
暇を感じているとき、あなたは時間資産をドブに捨て続けているのに等しい。また、退屈な時間には、頭のなかに「ロクでもない考え」が湧いてくる。
それがストレスを生み出したり、人をバカな行動へと駆り立てたりする。ツイッターでぼくに粘着気味に絡んでくる人、とんでもない主張を繰り返し発信している人がいる。
彼らに共通しているのは、つねに「退屈」していることだ。他人に食ってかかることで、なんとかそれを埋め合わせようとしているのである。
それもこれも、原因は「暇」である。
「子ども=余裕がある、大人=忙しい」という見方がまかり通っているが、ぼくは真逆だと思う。
子どものほうが、つねに目の前のことに夢中で、充実した時間を過ごしている。
大人は「暇」なせいで、「リスク」「目標」「シミュレーション」といった空虚なことで頭を満たし、「心のエネルギーのムダ遣い」ばかりをしている。
「いつか映画監督になってみたい」「実績を積んだ
ら起業したい」―そんなものを「夢」と呼んで、自分をダマし続けることに、何の意味があるのだろう。
やりたいなら、やればいい。いますぐに、だ。
それを立てた秒後には行動を起こさざるを得なくなるような目標でなければ、そもそも意味がない。
https://r25.jp/article/723841940660576073