国土交通省は21日、昨年1年間の水害による被害の総額は約2兆1500億円(暫定)で、1961年の統計開始以降では最大となったと発表した。
約1兆8600億円(同)が10月の台風19号によるもので、約86%を占めた。津波を除く単一の災害としては、2018年の西日本豪雨(約1兆2150億円)を上回り、過去最大となった。
都道府県別にみると、福島県約6716億円▽栃木県約2547億円▽宮城県約2512億円と続いた。いずれも台風19号などで甚大な被害が発生し、過去最大の被害額となった。
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