ソフトバンクグループ、株式非公開化の協議再開へ−関係者
ソフトバンクグループは傘下の英アーム売却で合意した後、株式非公開化について協議を再開する方針だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
ソフトバンクGの幹部は、先に社内で反対された経営陣による自社買収(MBO)計画を再考する方針だという。情報が非公開であることを理由に関係者が匿名を条件に語った。
関係者1人によると、同社はアームの米エヌビディアへの売却を近く発表する予定。
事情に詳しい関係者は12日、アームの企業価値が約400億ドル(約4兆2500億円)と評価され、現金と株式による買収になるとブルームバーグに述べていた。
株式非公開化の検討は初期の段階であり、実現しない可能性もある。この計画に対する同社幹部の見解はばらばらでまとまっておらず、多くのベテラン幹部が反対していると関係者1人は述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-13/QGM4MCT0G1KZ01