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「日本食スゴい!」は食料自給率の低さから生まれた“現実逃避”だった!?
2020年9月22日 11時0分
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/18936262/
台湾や朝鮮を植民地化してからは、米供給の海外への依存はさらに大きくなった。
その結果、日本人の味覚に合わないインディカ米輸入で生じた「外米」への悪印象が後の国産食品志向の一つの原点となる。
さらに80年代から90年代前半のグルメブームの中で国産食品は美味で安全というイメージを付与されてブランド化が進む(その典型例が高級和牛)。
つまりは現代日本における日本食・国産食品礼賛は、食の自給が困難という現実からの逃避として形成されたものだというわけだ。
興味深かったのは1977年にアメリカ政府が国民に食生活改善を訴えた「マクガバンレポート」のくだり。
単にカロリー・脂質・塩分などの過剰摂取を控えるよう勧める内容で日本にはほとんど言及していないこの報告が、日本では日本型食生活の優位を記した文書として宣伝されてしまったという。