「倍返しより転職しろ」「メガバンクは修羅の世界」半沢直樹にはまる中国人の突っ込み
TBSのドラマ「半沢直樹」が中国でもブームになっている。7月19日に始まった続編は、中国最大の書籍
・ドラマレビューサイト「豆瓣(Douban)」で9.4(10点満点、8月19日時点、以下同)の高評価を
得ている。サイト内の雑談、質問掲示板には753本のスレッドが立ち、短い感想は2893本、
長文の解説・レビューは78本が投稿されている。8月14日には上海で原作の読書会イベントも開かれた。
日本では「歌舞伎役者ならではの演技」に注目が集まっているが、中国人視聴者にとっては
さまざまな角度から「日本企業」を語る教材にもなっている。
母親と共に相談に訪れた30代の長女は弱々しい声で切り出しました。
「やっぱり、正社員にならないと生きていけないんじゃないでしょうか…」
筆者はこう答えました。
「確かに、収入の面では正社員になった方が望ましいでしょう。しかし、親御さんの財産とお子さんの
公的年金収入、そして、可能であれば毎月少しずつ貯蓄していくことで親亡き後、
お金の見通しが立つケースは多くあります。『正社員になれないから働くことを諦める』というのは、
まだ早いかもしれませんよ」
さらに、筆者は金額の例を出しました。
「月数万円でも将来の見通しは大きく改善します。例えば、月2万円の貯蓄を30年間続けたとすると、
2万円×12カ月×30年=720万円。月3万円であれば、1080万円になります。
たとえ、正社員になれず自立が難しくても、生きていく方法はあると思います」
それでも、母親は不安そうな表情を浮かべました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c2c553c4c4e4df5783e841d10bb97daa4399cd1