グローバルローンチ、“その先”に向けて日々進化するXbox Series X
今回のプレビュープログラムのポイントは、日頃、日本でXbox情報など
ほぼまったく扱わないようなメディアも参加するほど大規模なものであること、
Microsoft自身がXbox Series X|Sがまだ“未完成”であることを認めた上で、プレビュープログラムの実施に踏み切ったことだ。
どれぐらい未完成かというと、ダッシュボードをはじめとしたUIはすべて最終版ではなく、
到着時点で試せるXbox Series X|Sタイトルはなんとゼロ。
評価コンテンツはXbox Game Pass頼りだが、肝心の互換性が確保されておらず、
初期時点で動作するのは、Microsoftが豪語する“4世代数千タイトル”中、わずか200タイトルに過ぎない。
日本のゲームファンにとって親和性の高いタイトルはというと、「Apex Legends」や「Beyonetta」など数えるほどしかなく、
そもそも次世代機の“標準モニター”であるHDMI 2.1世代のゲーミングモニターはどこにもない。
だから、セールスポイントのひとつである可変フレームレートや自動低遅延モードも試しようがない。
率直に言ってレビュー難度が極めて高いハードウェアだ。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/review/1283223.html