同姓同名の男性になりすます…“国の特別定額給付金” 計50万円騙し取る 森進一被告に有罪判決
11/25(水) 12:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/401782c9082e65b2217c84b5dd88eac510866899
同姓同名の男性になりすまし、特別定額給付金をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われた男に対し、
金沢地裁は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
この裁判は、名古屋市の無職・森進一被告が今年5月、能登町に住む同姓同名の男性になりすまし、
本人とその家族の特別定額給付金あわせて50万円を騙し取った詐欺などの罪に問われているものです。
金沢地裁で開かれた判決公判で大村陽一裁判官は、コロナ禍の緊急事態宣言で設けられた給付金制度を悪用した巧妙で狡猾な犯行だと指摘しました。
また生活保護を受けているのにパチンコ代などで金に困ったという動機に酌量の余地は乏しいと非難しました。
一方で、本人が騙し取った金の一部を返還したことや、残りも返す意思があることなどを踏まえ、
懲役2年6か月執行猶予4年の判決を言い渡しました。
石川テレビ