動く実物大ガンダム、ついに“起動”。富野監督「次はザクをやりたい」
18mの実物大ガンダムが“動く”様子が楽しめる「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の公開が、いよいよ12月19日からスタートする。それに先駆けて18日、ガンダムの“起動式”が行なわれ、ガンダムが初公開の動きを披露。富野由悠季総監督やLUNA SEAも駆けつけた。
起動式では、パイロットがガンダムに乗り込み、起動するシークエンスが展開。途中、ガンダムが制御できなくなり、しゃがみ込むが、OSの再起動で事なきを得て力強く立ち上がる……という演出で、動くガンダムの魅力が発揮された。
起動式には、「機動戦士ガンダム」の富野由悠季総監督も来場。LUNA SEAもゲストとして招かれ、ガンダムの前でライブを披露。さらに、富野とLUNA SEAのRYUICHIさん、SUGIZOさんのスペシャルトークも展開。その中で富野監督が「次はザクをやりたい」と語る一幕もあった。
ガンダムの動きを撮影した動画や、起動式の詳細は追って掲載する。
2022年3月31日までの期間限定
GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの開催期間は12月19日〜2022年3月31日まで。メインは18m実物大ガンダムと、それを格納し、メンテナンスワークを行なうデッキ「GUNDAM-DOCK」、”動くガンダム”の仕組みを楽しみながら学べる展示施設などが入った「GUNDAM-LAB」の2つのエリアで構成される。
場所は横浜・山下ふ頭で、アクセスはみなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩7分、横浜市営連節バス BAYSIDE BLUE バス停「山下ふ頭」下車徒歩3分。営業時間は10時〜21時まで(最終入場は20時)。料金は大人が1,650円(税込/13歳以上)、小人が1,100円(税込/7歳以上12歳以下)。これに加え、動くガンダムを近くで見られるGUNDAM-DOCK TOWER観覧料金は3,300円(税込)。チケットの購入方法など、詳細は公式サイトを参照のこと。
「機動戦士ガンダム 40周年プロジェクト」の一環として開催されるもので、当初は10月にオープン予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
実物大ガンダムは24箇所が稼働。重さは25トン。終日10:30〜20:30まで、毎時と毎時30分に、異なる演出を行なう予定。そのほかにも、シーズンの特別演出の実施が予定されている。さらに夜はライトアップも予定している。
より間近で見たい場合は、ガンダムの横に設置されている「GUNDAM-DOCK TOWER」のチケットを購入すると、エレベーターへドックへと上がれる。15〜18mの高さから“動くガンダム”の頭部やボディを間近で見ることができる、迫力の特別観覧デッキ「GUNDAM-DOCK TOWER」を設置。
ビルに例えると5階、6階に相当する高さに観覧デッキがあり、5階ではコックピットに近い高さで、6階では頭部を見下ろすような感覚で鑑賞できる。1枚のチケットで両方のデッキに行くことができる。
併設されるGUNDAM LABは、動くガンダムの仕組みを楽しみながら学べる展示施設のほか、ここでしか買えない限定商品を揃えたショップ、横浜ならではのメニューが楽しめるカフェ、また定期的なイベントが楽しめるコミュニケーションスペースなどが入った複合施設。
ガンダムの模型に触れながら「動く」ギミックを体感できるほか、ソフトバンクの5G技術を活用し、コックピットに乗り込んだかのような体験が可能な「GUNDAM Pilot View SoftBank 5G EXPERIENCE」も用意。ARウインドウに、リアルタイムのガンダム稼働情報が表示。今、どれくらいの力で動いているのかがグラフで表示される。
LABにはガンダムカフェも用意。オリジナルメニューや横浜のご当地グルメ、オリジナルグッズなども販売予定。トークショーや講演会、ワークショップなどを行なうカンファレンスルームなども用意する。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1296261.html