女児にわいせつ行為 神戸市職員を懲戒免職 内定直後にも逮捕歴
神戸市は15日、大阪市内で女児にわいせつな行為をしたとして、環境局の男性職員(33)を懲戒免職にしたと発表した。
職員は採用試験の合格直後、女児のスカートの中をのぞいたとして逮捕されていたが、
同市は入庁後まで把握しておらず、その後強制わいせつ容疑でも逮捕されていた。
担当者は「把握した後、『二度とないように』とこの職員にはきつく伝えていたが、
多くの方に迷惑を掛けることになり、市として申し訳ない」と話している。
市によると、この職員は大阪市職員だった2014年度に神戸市の採用試験を受け、同年10月1日に内定。
しかしその10日後の同月11日、女子児童のスカートをのぞいたとして大阪府迷惑防止条例違反容疑で逮捕され、罰金刑を受けた。
神戸市が把握しないまま、職員は翌年4月に予定通り入庁。
その後市の内部から情報提供があり、本人に確認したところ認めたという。
さらにその後の20年8月、強制わいせつ容疑で再び大阪府警に逮捕された。
大阪地検は11月に不起訴処分としたが、神戸市の聞き取りに対し職員が、
鉄棒で遊ぶ女児のスカートの中を見たと認めたため、懲戒処分指針のわいせつ行為に該当するとして、免職を決めた。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20210115018