山形市で今月22、23日に開かれる「東北絆まつり」について、市などで組織する実行委員会は30日、東北6県の夏祭り団体によるパレードを取りやめる一方、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」による展示飛行が決定したと発表した。大幅に規模を縮小するが、実行委会長の佐藤孝弘市長は「復興への決意、コロナ克服に向けて『東北は一つ』のメッセージを発信する機会にしたい」と力を込めた。
ブルーインパルスは23日午後2時半ごろから、6機が山形市内上空に航跡を描く予定。チームが東北絆まつりに合わせて飛行するのは初めてで、新型コロナウイルス対応に当たる医療従事者へ敬意と感謝を伝え、制限の多い生活を強いられる人々を元気づけたいとの実行委の考えに共感しての参加となる。
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