社会現象を巻き起こした短編アニメ『PUI PUI モルカー』、見里朝希監督が語った「制作の裏側」
https://signal.diamond.jp/articles/-/755
(前略)
なぜ、PUI PUI モルカーは子どもを対象としたアニメながらも大人にも刺さったのか。その理由には、「見里作品の毒っ気」と「考察を生む作品の余白」という2点がある。
PUI PUI モルカーでは渋滞、強盗、ゴミ問題など現代の社会問題が題材になっているが、モルカーに責任はなく、それらの問題の原因はすべて人間の倫理に反した行動に責任があるもの、として描かれている。
放送時には作品の感想とともに、ネットスラングである「人間は愚か」という言葉が併せて使われ、SNSで拡散されていた。
こうした社会風刺、毒っ気は見里氏の特徴でもあるが、実は当初もっと強烈な案があったこともイベントで明かされた。
「PUI PUI モルカーは地上波で放送されるので制作する上でそれなりに制限はありました。第3話(飼い猫がモルカー内に放置される話)はもともと猫とファミリーレストランでなく、
赤ちゃんとパチンコ店で作ろうとしていたのですが、さすがにそれは生々しくて、変更になりました」(見里氏)
いかそーす
(おわり)
【参考】猫回予告