フランスの人類学者、エマニュエル・トッドは最近、著書で「日本はすでに大国で
あることをあきらめた」と分析した。人口の減少を受け入れ、移民の受け入れにも
消極的な国は、もはや国力を追求しない国という指摘だ。軍事安保専門家で知られ
た石破茂元自民党幹事長がインタビューで言った話も印象的だ。「日本の最大の安
全保障問題は高齢化と人口減少だ。軍事大国になっても国民がいないなら意味があ
るのか。」
http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/1341893/1
私:このコラムの筆者大野氏はすでにこの著書を読んでいて、トッド氏の最近の考え
を紹介しているが、そこには 「日本は大国であることをあきらめてしまった」
「日本は、人口動態の問題を解決するのに大規模な移民に頼ることを拒んでいる。
そう考えざるをえない。その条件下、人口は2010年以降、減っている」とあるという。
A氏:大野氏はパリで、トッド氏に聞いているが、トッド氏は「労働力不足を補う多
少の取り組みは始めているけれど、日本は明らかに人口減少を受け入れています。
そして人口減少を受け入れる国というのは、もはや国力を追求しようとしない国です」
といい、それは 「国力を維持するより、自分であり続けることを選んだのでしょう」という。
https://plaza.rakuten.co.jp/ryu32/diary/201711190000/