「眼鏡型カメラ」でデリヘル嬢を隠し撮り…33人600画像をアップし荒稼ぎの動機
デリヘル代を稼ぐため、盗撮犯は次々と「新作」を世に出していた。
「眼鏡型カメラ」で盗撮したデリヘル嬢の動画をネット上で配信したとして、東京都台東区の会社員、戸畑康彦容疑者(42)が7月29日、わいせつ電磁的記録等送信頒布容疑で警視庁保安課に再逮捕された。
5月下旬、戸畑容疑者は台東区鴬谷のラブホに20代のデリヘル嬢を呼んだ。戸畑容疑者がかけていた眼鏡のテンプル部分が異常に太く、不自然だったため、盗撮されていると思ったデリヘル嬢が110番し、下谷署の署員が現場に駆け付けた。ところが戸畑容疑者は容疑を否認。カメラも見つからなかったことから、その日は逮捕には至らなかった。
約1カ月後の6月下旬、デリヘル嬢から下谷署に「私の動画がFC2にアップされている」という相談があり、戸畑容疑者の盗撮行為がバレた。今月18日、戸畑容疑者は都迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕された。
■33人が被害
戸畑容疑者は今年3月から7月までデリヘル嬢ら33人を同じ手口で盗撮し、600件の盗撮画像を販売。計100万円を稼ぎ、それをデリヘル代につぎ込んでいた。
調べに対し、「わいせつ動画を不特定多数の人に販売していたことは間違いない。盗撮をすると興奮する。当初は観賞用に盗撮していたが、わいせつ動画を販売してお金を稼ぐことができれば、またデリヘルを呼んで性的サービスを受けることができると思った」と供述しているという。
「盗撮に使った眼鏡は今年3月、秋葉原で1万5000円で買ったものだそうです。真ん中にレンズ用の小さな穴が開いていて、テンプル部分にマイクロSDカードが挿入できるようになっている。配信動画のタイトルはズバリ、『デリヘル隠し撮り』だった。動画は無修正で、戸畑は自分が写り込んだ部分は削除していた」(捜査事情通)
よっぽど、デリヘルが好きだったようだ。
https://article.yahoo.co.jp/detail/d5b4023196bc5194e9e67b2fb9c50de7c0ae137d