「異物混入」モデルナ製、922人に接種済み…府担当者「異常ないことは薬剤師が確認」
モデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入していた問題で、京都府は26日、使用を見合わせるよう通知された製造番号のワクチンを府立京都スタジアム(亀岡市)会場で計922人に使用したと発表した。担当者は「瓶から注射器にワクチンを移す際、異常がないことは薬剤師が確認している」と話している。京都駅前会場(京都市下京区)とけいはんなプラザ会場(精華町)では該当するワクチンはなかった。
スタジアム会場は土日に開設しており、21日は483人、22日は439人に接種。28、29日には計約960人が予約しているが、同会場に届いた在庫はすべて番号が該当。府は国に代替品の配送を依頼しているが、届かなければ接種が中止となる可能性もあり、予約者には27日中にメールで連絡するという。
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