堺市を中心に民家に侵入して現金などを盗んだとして、大阪府警黒山署は30日、堺市堺区北三国ケ丘町6丁の無職、新蔵(しんぞう)政俊容疑者(58)を窃盗などの疑いで逮捕、送検したと発表した。
9件(被害総額約395万円)の被害を裏付け、捜査を終了した。
窓の格子を工具で切断する手口で、捜査員から「格子の新蔵」と呼ばれていたという。
署によると、2020年7月〜21年4月、堺市と大阪狭山市で、風呂場などの窓格子を工具で切断し、無施錠の窓から住宅内に侵入する手口で盗みを繰り返したという。
新蔵容疑者は容疑を認め、「借金の返済やギャンブルに使った」と供述している。
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