「オミクロン株」国内2例目 乗客115人全員をフォローアップへ 厚労省
新型コロナウイルス「オミクロン株」の国内2例目の感染者が確認されたことを受けて、厚生労働省は飛行機の乗客について、第1例と同様に全員をフォローアップすると説明した。
国内2例目として確認されたのは、ペルーからカタール(ドーハ)経由で、11月27日に成田空港に到着した20代の男性。空港検疫で新型コロナウイルスへの感染が確認されたため、国立感染症研究所で検体のゲノム解析を行ったところ、今月1日にオミクロン株であることが判明した。到着時は無症状だったものの、医療機関に移動した後は発熱と咽頭痛が確認され、現在男性は隔離されているという。
同機の乗客で新型コロナ陽性が確認されたのはこの男性だけだという。通常、空港検疫で感染者が確認された場合、その人の前後2列を含む5列を濃厚接触者とするが、1例目では乗客70人全員を濃厚接触者と認定した。今回に関してもオミクロン株への対策強化を踏まえ、乗客115人のうち110人は入国者健康確認センターでフォローアップを行い、残りの5人ついても別の仕組みでフォローを行っているとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c71a6b0595309b14df9ccdcc60e3dc9cb7650e1