富裕層が資産を独占する経済格差は以前から見られましたが、新型コロナウイルスを一つの要因として、一気に広がったようです。
ここで気になるのが、最新の他人のお財布事情。「今いくら貯めている?」とはなかなか聞けませんが、実際いくらくらいの資産があるかは気になりますよね。
他人と比べても貯蓄額はあがりませんが、今後のヒントにすることはできます。
今回は、定年退職を10年ほど後に控えた50代おひとりさま世帯にフォーカスをあて、その貯蓄事情を紐解いていきます。
50歳代・単身世帯:金融資産保有額
(金融資産を保有していない世帯を含む)
平均:924万円 中央値:30万円
注目したいポイントは「金融資産非保有が41.0%もいること」と、「平均値と中央値に差があること」です。
50歳代といえば、定年退職に向けて貯蓄のラストスパートを切る年代。この時期で40%以上が「貯蓄ゼロ」というのは、少し驚く数字ですね。
また平均値と中央値に約900万円の差があることから、貯蓄額に格差があることが伺えます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/184892cc797c37cc3ba9dfb9ea103f884b992d70