https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220210/k10013478801000.html
天皇皇后両陛下 島根の障害者支援施設をオンラインで視察
天皇皇后両陛下は10日、島根県にある障害者の支援施設をオンラインで視察されました。
天皇皇后両陛下は上皇ご夫妻から受け継いで毎年12月の「障害者週間」の前後に障害者の施設を訪ねていて、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて施設側と調整のうえ10日、オンラインで視察されました。
この施設は、島根県大田市にある社会福祉法人「亀の子」が運営していて、障害がある子どもからお年寄りまでを支援しています。
10日は、まず、子どもたちが音楽に合わせて体を動かす「ミュージックケア」が行われ、両陛下はリズムに合わせてうなずくようにしながらご覧になっていました。
皇后さまが、17歳の少年に「特にどんな活動がお好きですか」と尋ねられると「サッカーをしたり、職員さんと会話したりするのが大好きです」と答えていました。
また、就労訓練を行う工房での豆腐作りの様子が動画で紹介され、天皇陛下は、豆腐を切る作業を行っていた25歳の男性に「とても上手に切っていましたね」とことばをかけられ、皇后さまも「ずいぶん早く正確に切られていたので、びっくりしました」と話されていました。