https://www.yomiuri.co.jp/national/20220215-OYT1T50264/amp/
インターネットの情報配信サイト「netgeek(ネットギーク)」の掲載記事で名誉を傷つけられたなどとして、東京都内の男性ら5人がサイトの運営会社側に計1650万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(武部知子裁判長)は15日、原告5人のうち4人に対する名誉 毀損きそん の成立を認め、運営会社側に計約120万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
原告側は2015年7月〜18年10月、SNSへの投稿などがサイト上に無断で転載された上、根拠のない論評を加えた記事を掲載されて、名誉が傷つけられたなどと主張していた。
判決は記事の作成や掲載が運営会社の指揮監督下で行われたと指摘。原告を「自己中心的だ」と表現するなどした複数の記述が、原告4人の社会的評価を低下させたと認定した。
一方、同地裁は原告1人の投稿にも名誉毀損の成立を認め、計33万円を運営会社側に支払うよう命じた。