【解説】ワクチン「新たなメリット追加」 コロナ後遺症が出た後でも“接種で軽減”驚きの研究結果も
https://news.yahoo.co.jp/articles/639ccdc41a5746f068887d723de880771178239e
イギリスの保健当局は「ワクチンが後遺症にも効果がある」とする新たな調査結果を発表しました。
イギリスでは人口の約2%が、4週間以上続く後遺症、中でも「疲労」「息切れ」「筋肉や関節の痛み」などを訴えています。
調査結果によると、「ワクチンを1回だけ接種した人や、一度も接種していない人たちよりも、2回接種した人などの方が、
感染しても後遺症になる割合が半分ほどになった」といいます。
また、コロナ感染がわかった後にワクチンを打ったとしても、「時間がたってから接種するよりも、なるべく早く接種した人の方が、
後遺症を訴える人が少なかった」といいます。
さらに、後遺症の症状が出てしまった後でも、「ワクチンを打てば効果がある」という驚きの結果も出ました。
後遺症が出た後に「接種しなかった人よりも、ワクチンを接種した人の方が症状を訴え続ける人が少なくなって、症状自体も改善する人が多かった」といいます。
英保健当局のワクチン責任者は「接種による新たなメリットが追加された。ワクチンは後遺症の軽減に役立つだろう」と話しています。