![](http://img.5ch.net/ico/anime_marara04.gif)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/93140
コロナ対策の大物も…オミクロン“重症化”の過酷「勢いはまだ衰えていない」
政府コロナ対策の大物が感染
政府のコロナ対策分科会メンバーで、NHKニュースや民放ワイドショーでもお馴染みの、東邦大学医学部教授・舘田一博氏。日本感染症学会の前理事長で、厚生労働省のアドバイザリーボードも務め、まさに日本のコロナ対策の一翼を担ってきた専門家だ。
ところが2月中旬、政府と霞が関にこんな一報がもたらされ動揺が走った。
「舘田先生がコロナに感染した。しかも、重症化しているらしい」
政府専門家会議や分科会のメンバーが感染するのは、報じられている限りでは初めてのことだ。ある厚労省キャリア官僚が証言する。
「実は舘田先生はもともとアレルギーがあり、ワクチン接種を受けられなかったそうなのです。普段は所属大学の附属病院にも出入りされているので、もしかすると感染者に接することがあったのかもしれません。
都内の大学病院へ入院し、一時は人工呼吸器を装着しなければならないほどの危険な状態だったと聞いています」
幸いなことに、その後舘田氏の容態は回復し、一般病棟へと移った。そして3月はじめ、2週間あまりにわたる治療を終えて退院したという。
アレルギーや持病で、やむをえずワクチン接種を受けられなかった人は少なくない。舘田氏のケースは、コロナの猛威を再認識させるものだといえるだろう。
なお、事実関係について舘田氏の関係者に確認したところ、いずれも間違いないとのことだった。
オミクロン株の流行で急増した感染者数は、未だに全国で一日約6万4000人(3月2日までの1週間平均)と高止まりが続いている。世間の雰囲気には「緩み」も生じているが、まだ安心するのは早計のようだ。