2014年にロシアのクリミア半島併合後、米国と欧州国家がロシアとの経済協力を減らしたが、日本は継続してきた。
しかし、安倍元首相の努力は結果的に成果なく終わった。 プーチン大統領は2016年、日本の大規模経済協力を前提に「領土問題の新しいアプローチ」に言及したが、同年、日露首脳会談で「4島すべての返還はできない」と釘を刺した。 安倍元首相は2018年の首脳会談で「2島返還」に目標を下げたが、その後ロシアはこれらの島々を経済特区に指定し、実効支配を強化した。
ついに安倍元首相はこれまでの「対露一方的支援」を忘れたかのように、ウクライナ侵攻後「核共有」(戦術核日本配備)問題を投げかけながらロシアを非難する立場に旋回した。 マレーシアとの外交樹立65周年を記念して10日に特使として派遣された安倍元首相は現地大学での講演で「ロシアのウクライナ侵攻にアジアも一致して反対すべきだ」と声を高めた。
安倍元首相時代のプーチンに対する「求愛」をめぐり、与党自民党でも再評価の動きが出ているのが実情だ。 プーチンにとって安倍首相は「扱いやすい相手」だったということだ。 野党は「屈辱外交」と規定した。 志位和夫日本共産党委員長はTwitterを通じ「ウラジーミルと媚びをうり、日露経済協力を決め、領土要求を "2島返還" に切り縮めた屈辱外交の再検討が必要だ」とし「"空想" 的外交が惨めに破綻したことを認めよ」と批判した。
https://pankori.net/2022/03/15/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E7%B4%99%E3%80%8C%E5%AE%89%E5%80%8D%E3%81%8C%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%8B-%E3%80%8C%E5%AE%89%E5%80%8D/
https://news.naver.com/main/read.naver?mode=LSD&mid=sec&sid1=001&oid=469&aid=0000663379