アカデミー賞6部門受賞『DUNE/デューン 砂の惑星』、何がそんなにスゴいのか? 徹底解説する
もっとも美しい映画
2022年アカデミー賞では『DUNE/デューン 砂の惑星』は最多の6部門を受賞した。
撮影賞・視覚効果賞・作曲賞・音響賞・編集賞・美術賞である。
受賞部門を並べると「もっとも美しい映画であった」と評価されたと見ていいだろう。
(以下「デューン 砂の惑星」のネタバレあります)。
日本公開は2021年の10月だった。
予告編で見たときに、その映像の壮大さに目を瞠り、これはたぶんヒットするからすぐに見なくても大丈夫だと高をくくっていたら、
あっというまに主要都市(東京での銀座新宿池袋などの山手線内エリア)では終わってしまい、東京の地方エリア(西武線とか東武線とか
京成線とかそういう私鉄に乗らないと行けないところ)まで出向かないと見られなくなっていた。
日本ではヒットしなかったらしい。
残念である。
早々に主要エリアで見られなくなっていても、映画は素敵な出来上がりだった。
とても美しい映画である。
映像が美しい。
SF映画だから、未来世界を描いている。巨大な丸っこい宇宙船やら、羽ばたくヘリコプター(オーニソプター)など、かつて見たことのない壮大な世界が目の前に展開され、
圧倒される。現実世界には存在しないものだからこそ、とても美しい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2106260431337a51783e193dfca80a6ce1a495ea うちに原作本が1冊だけあるわ 石ノ森章太郎が挿絵描いてる
賞取った部門的にもわかると思うけどアートとしては最上級だったな
3部作にしても進展なくておもんなかった
世界観も知ってる前提
1作目だけでは何とも言えんだろ
つうかあんななろう系みたいな設定とは知らなかったわ。
全部予知夢で見てるからどうなるか分かってるんだろ。
アメリカでも全然ヒットしてないんでしょ
受賞した部門も中途半端な賞ばかりだし
アカデミー賞って面白さとは別じゃない?芸術というか社会的な影響というか
パラサイトだってあの裏で韓国の興行収入塗り替えた作品あったけど日本人あまり知らなそうだし
その前はポン・ジュノのグエムルだったみたいだけど
何年前のだっけ?バードマンとかいうの全く意味がわからんかったわ
やたら評価されてたけど
日本でヒットしたらナウシカがパクったことがバレて都合が悪いから
SFは想像力が足りない人には理解不能だから日本で流行らないのかもな
>>4
これ
舞台となる惑星の作り込みがすごいから部門賞
話は平凡なので作品賞では無い クソつまんねえよ冗長だし音うるせえし地味だし暗いし何がIMAX専用だよ高えだけだろボケヌーヴがよ
さっさとSFやめて戻ってこい
>>9
アメコミ映画に比べれば、そりゃ足下にも及ばないが
割と欧州ではヒットしたな >>18
ホドロフスキー版で見たかったな
リンチ版コケてガッツポするとこ笑った 日本アカデミー賞よりマシだけど所詮はアカデミー賞よ
ブレランと芸風一緒なのよ
もうそれ見たのよ 一緒なのよなんかこう黄色っぽいザラザラしたフィルターみたいな感じとかさ
終始陰鬱で大きな起伏のないお話とかさ
ちゃんと話終わってる分ブレランの方がなんぼかマシよ
これまだ話始まってないからね
こんなもん出されてこの一本で評価しろってそりゃだいぶ無茶だよ 起承転結みたいなルールで作られてないんだもん
ティモシーシャラメ主演かよ
スイーツ向けアイドル映画じゃん
SFつってもファンタジー小説みたいな薄い話だから一作で終わったほうが夢あっていいのかも
第94回アカデミー賞(2022年)受賞結果の一覧
作品賞 『コーダ あいのうた』
監督賞 ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
主演男優賞 ウィル・スミス『ドリームプラン』
主演女優賞 ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』
助演男優賞 トロイ・コッツァー『コーダ あいのうた』
助演女優賞 アリアナ・デボーズ『ウエスト・サイド・ストーリー』
国際長編映画賞(旧外国語映画賞) 『ドライブ・マイ・カー』(日本)
脚本賞 『ベルファスト』
脚色賞 『コーダ あいのうた』
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撮影賞 『DUNE/デューン 砂の惑星』
編集賞 『DUNE/デューン 砂の惑星』
美術賞 『DUNE/デューン 砂の惑星』
音響賞 『DUNE/デューン 砂の惑星』
視覚効果賞 『DUNE/デューン 砂の惑星』
作曲賞 『DUNE/デューン 砂の惑星』
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衣装デザイン賞 『クルエラ』
メイク・ヘアスタイリング賞 『タミー・フェイの瞳』
歌曲賞 ビリー・アイリッシュ「No Time To Die」(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)
長編ドキュメンタリー賞 『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
短編ドキュメンタリー賞 『ザ・クイーン・オブ・バスケットボール』
長編アニメーション賞 『ミラベルと魔法だらけの家』
短編アニメーション賞 『ザ・ウィンドシールド・ワイパー(原題)』
短編実写映画賞 『ザ・ロング・グッドバイ(原題)』
何気に技術系の賞を殆どかっさらってるじゃん
カイル・マクラクランとスティングがめちゃカッコ良く見えてきた
駄作呼ばわりされて可愛そう
メチャクチャつまらない映画だわ
あと音声がボソボソすぎる
俺はめっちゃ好きだよ
こういう古典SFって感じのって売れないからってなかなか作ってくれないもん
それを現代の技術で映像化してくれたから大満足
町山とか高橋ヨシキがリンチ版だのホドロフスキー版だのもちだして批判してたけど
これだけアカデミー賞の技術部門で受賞してるの考えると老害的な批判に思えるな
どうせ字幕じゃなくてしょーもない声優が吹き替えしたやつしか流さなかったんだろ
映像はすごく綺麗だった
でも長いし話もつまらんかった
続編に期待か
日本は鬼滅が一番売れる国だぞ
アカデミー賞取るような映画がウケるわけない
>>36
その辺は知識アピールしないと存在意義なくなるからなw
原作読んで批評してたら少しは評価するけど いまいち魅力がわからんかった
原作はアメリカのSF小説オールタイムベストで1位取るくらい人気らしいが
まだ途中だけど、低予算が過ぎる閑散とした絵が多いな
今時そんなもんかね
この監督の特徴だけど映像が繊細で端正で観やすい(ただ地味w)
そんでこの複雑な原作を分かり良く上手く纏めてる
これが簡単そうで今まで誰もできないと思われてたから
その完成度と出来のよさに評価が上がった
その際最近の日本人はアニメやおバカ映画が好きだから
この手のスペースオペラは娯楽として地味に見えるんだよね
>>10
バードマンは本当に意味が分からなかった
アメリカの業界関係者には大ウケするのか?あれ バードマンは普通に面白かったろ
意味が分からんという奴の意味が分からん
話が理解できないのは映画をあまり見てないからでは
これ結局見に行かなかったなあ
昔のカクカクしたシールド張ってナイフで戦ってたやつなら見たことある
なんかサンドウォームに襲われるSFパニック映画だと思ってたら哲学だった
まず長大な原作小説があってね
専門誌でSF作家と評論家たちが選ぶ歴代のNo1の偉大な傑作
「映画化に挑んだだけでも偉い凄い! アリガタイ!」という
ご本尊で
原作を知らない若い子が観て面白いと感じるかどうかなんて
「そんなの関係ねぇ!」ってノリだった
>>36
町山さんが言ってたのは
「原作の世界はこんなみんな黒ずくめ衣装ばっかじゃないやろ」
で、一理あるってのも事実
でもリンチ版も、ホドロフスキーの影響か、建物とかはギーガーっぽいし
割とみんな真っ黒なものばっか着てるw >>14
スターウォーズもこの「DUNE」からいろいろな要素やネタを拝借してる サンドワームはゲームアニメにめっちゃ影響与えてるよな
三大雰囲気SF
2001年宇宙の旅
デューン
ブレードランナー
続編ありきの作品だから評価を下げざるを得ない
もっとキリの良いところで終われていればなーって感じだった
星間社会を描いた最初の作品だからな
それぞれの惑星を国に見立てて政治や哲学が描かれてる初めてのSF
それまでの宇宙モノは異星人(基本的に化け物)と相対するものしかなかった
宇宙に人間が住んでる作品は全てこれのパクリと言える
シン・ゴジラは?
国策アニメ
エヴァンゲリオンは?
なんとかドッグがあんま賞とれなかったな
やはりカウボーイゲイ映画はきついのか?
>>65
「シン・ゴジラ」ニューヨークタイムズ評
とっちらかった特殊効果のてんこもりはあたかもわざと印象を散漫にしようとしているのかのよう。
物語はかなり雑でついていくのに苦労する。嵐のごとく大量に登場するキャラクターはまあ日本人の観客に
とってはアメリカ人の思う以上にたぶん意味があるんだろう。
本作は、パロディに徹しているときには最高のパフォーマンスを見せる。だが、それだけで二時間の尺がもっ
ているかといえばあやしい。他にも、アメリカに対する日本の愛憎が 大雑把かつ幼稚に描かれたりもする。
クライマックスに、特別印象的な特殊効果シーンがあった。日本の在来線車両は、客を運ぶよりも怪物をひる
ませるほうが得意らしい。
日本アカデミー賞(笑)7部門受賞作品「シン・ゴジラ」さん、どうしてw >>56
「装甲騎兵ボトムズ」にも砂漠の惑星クエントってのが出て来て
ご丁寧に巨大ヘビまで
モロパクリやんw 撮影賞・視覚効果賞・作曲賞・音響賞・編集賞・美術賞か
それは理解できる
でも観てて単純に話が退屈
俺が行った劇場ではほかに客は1人だけだった
>>31
映像はすごいけど話はつまんないってことか ポリコレによって辛うじて世間から人権を与えられているキモオタに限って「ポリコレがー」言い出す喜劇
そしてルッキズムの一番の犠牲者であるキモオタがルッキズムの一番の信奉者という悲劇w
いやこの作品は日本では支持されないのは仕方ないでしょ前作も含めて
日本人の一般的な好みの作品じゃないんだよ。でもそれは仕方ないじゃないかどこ向けに作るかだから
>>68
地獄の黙示録とブレードランナーもよろしく
BGMがパクリで訴えられたような? >>77
主人公が「異能者だった!」というラストも
DUNEなんだな
ちなみにボトムズは一番好きなアニメです 長編アニメーション賞をとったディズニーの ミラベルと魔法だらけの家 も
そんなに日本ではヒットしなかったよな
>>44
いちおう続編作れる程度にはヒットしたよ
けどヒットしてなきゃ何の盛り上がり所もない尻切れのこの1作目だけで終わってたわけだからなあ
ロードオブザリングみたいに3部作一気撮りすべきだろうに >撮影賞・視覚効果賞・作曲賞・音響賞・編集賞・美術賞である。
原作が手垢のついた化石のような本だから内容は既視感だらけ
ほんと映像と音響しかいいとこ無い映画
つまり、アメリカでも映像と音楽だけ評価されているってことじゃん。
日本で言うとガンダムみたいなモンだろ
なんでアメ公が評価してるから、で我々も持ち上げなきゃならんの?
あ、細田は長編アニメーション賞とれなくてミラベルがとったのか
>>31
へーDUNEちょっと映像だけでも興味出たわ >>81
邦画でアカデミー賞とったのは外国語賞とアニメぐらいだろ
衣装も一応とったことあるのか 旧デユーンもしらないジャップで
電通のごり押しも無いんだし
そらマニア以外はみねーよ
CMが悪いわ
最後主演俳優に一言言わせる、みたいなので観たくなるやついるんかよ
安っぽく見えるだけだろ
だせえ甲冑とナイフでの戦争がクソダサかった
シールドがあろうが他にやり方あるだろって思う、原始人じゃねえんだから
カメラの中心に役者置きすぎ
>>97
>>97
そうだったか
狙っていった感じあったしてっきりノミネートはされたのかと思っていた >>47
むしろバードマンほどアカデミー賞に媚びた映画も未だかつてないんじゃない
投票権を持ってるアカデミー会員は脚本家や俳優などの業界関係者が多いから
バードマンみたいな、売れっ子だったけど今は落ちぶれてるおっさんの苦悩を描いたバックステージものってのは確実に評価されるんだよな
それプラス全編ワンシーン=ワンショット風の撮影も内輪の人間にはたまらん要素のひとつ
その何年か前に作品賞をとったアーティストもこういう映画だったから本当に狙って作ったのかもしれない >>104
シールドが発達したから銃より近接武器が有利って発想は面白いじゃん
何の理屈づけもなく剣を振り回してるアニメばっかなのに この映画見てないけど視覚音響はすごいんだけど内容はね…って奴なのか
>>105
あんなクソみたいな内容でノミネート通ってたら逆に驚くわw それこそナウシカやスターウォーズで既視感がある映像の数々がハイクオリティで見られる
それだけでも見るに値する
逆にこの映画の価値はそれ以上でもそれ以下でもないともいえる
>>108
有名な原作に沿って丁寧に作ってるから脚本も悪くない
破綻しまくりのSWなんかと比べたら至極真っ当な映画
ただまだ序説が終わった段階だと言うだけ 同時期に最後の決闘裁判も観た
デューンの背景はハリボテレベルだなと思った
賞取ろうとも眠くなるような内容なのは事実だぞ
賞取った部分はマニアしか興味の湧かない部分だし
しかもほとんど盛り上がりもなく「王子の戦いこ
れからだ」で終わる
まあ続編は出るだろうが
タイトルのB級臭がすごい
午後ローでヘビロテしてそう
>>113
今のペースだと3部作でも厳しいかも
それぐらい今回序盤の途中で終わってるw
原作読んでる人ほどそこは驚いてるはず 特にDUNEは映画やTVドラマ化で何度も失敗し呪われた原作とまで言われてるからね
ドラマはわりと評判いいんじゃなかったっけ
リンチ版はカルト映画扱いするのも憚られるレベルの糞だけど
原作に忠実な形で作るとどうしても冗長で眠くなっちゃうし、かといって1本の尺に収めようとするとリンチみたいなことになっちゃうしで、根本的な問題として映像化に向いてないんだろうね
構図は凄いんだろうけどそれ以外は凡作だと思うしグロ配慮のせいでまったく迫力がないのがね
クイサッツハデラッハとかわかってないと見ても仕方ないやろ
この監督の映像は端正で繊細で美しいんだけど地味なんだよね
ブレードランナー2049好きな俺向きだろうな
そのうち見るが
元々灼熱の魂とかプリズナーズとか撮ってた監督だし
壮大なスケールの映像美が売りの監督って訳でもないよな
ブレラン2049の映像は良かったけど
今回は建造物のデザインが無機質なのも相俟って
空撮風のショットに関しては
全般的にCG臭さがちょっとキツいなと思ってしまった
見てないからわからないけど砂漠が舞台の作品って絵がつまらないイメージがある。
砂漠っぽい作品で好きなのないわ。
>>132
ずっと砂漠の絵が続くわけじゃないけどね
尺のほとんどは惑星の基地やら空を飛ぶ機体の中の場面で使われる、だからこそ砂漠のシーンが引き立つ
逆に俺は「砂漠という空間の圧倒的何もなさ」を表現しきったことこそがこの映画の最大の売りだと思う
つまらん映画だけどサンドワームが出てくる場面はさすがに興奮した 例えば アベンジャーズをSFだと捉えてる人には
退屈で受け付けないかもしれないけど退屈ではないよ
一部の人間が勝手にSFの定義狭めてるだけで
ゲムスロみたいなハイファンタジーもSFの範疇だし
アベンジャーズも十分SFじゃん
日本ではハヤカワが版権持っている原作の映画化はヒットしないんだよ