愛知県教育委員会は30日、児童にわいせつ行為や体罰を行ったとして、尾張地区の公立小の男性教諭(46)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。保護者から学校に相談があり、発覚した。
県教委によると、男性教諭は2020年4月ごろ〜21年12月ごろ、担任している女子児童約20人の胸や尻を触った。自分のひざに乗せてくすぐるふりや、体育の時間に跳び箱で補助をする際などにこうした行為に及んだという。また、宿題を忘れた児童6人の頭を平手でたたいたり、拳で殴ったりした。
男性教諭は聞き取りに対し、わいせつ行為について「相手から何も言われなければ触ってもいいという自分勝手な思い込みで、肩に触れるような感覚でやった」。体罰については「宿題を忘れたときに、言葉をかけてもわからなければ、体罰をしてもいいという身勝手な思い込みがあった」などと話しているという。
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