激しい攻防が続くウクライナ南東部マリウポリの製鉄所で、ウクライナ側がロシア軍の突入を押し戻したと発表しました。
ウクライナの大統領府顧問は5日、アゾフスタリ製鉄所で、ウクライナ軍が突入したロシア軍を押し戻しましたが、厳しい状況が続いていると明らかにしました。
製鉄所の中には、依然として多くの民間人が避難しているほか、野戦病院には負傷した兵士およそ500人がいるということです。
ゼレンスキー大統領は4日に、マリウポリと周辺地域から民間人344人が避難したとしつつも、製鉄所からの避難は進んでいないとして、国連にさらなる協力を呼び掛けました。
こうしたなか、ロシア国防省は、製鉄所からの民間人退避のためだとして、5日から3日間の一時停戦を発表しています。
マリウポリの製鉄所 突入のロシア軍を押し戻す
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2f6177777191916f75d8ac1978b2df33c2975ca