ケンブリッジ大学のケンブリッジ・ジャッジ・ビジネス・スクール(CJBS)が、2021年9月から2022年1月までの世界全体のビットコインマイニングに関するデータを公表しました。この中で、政府によってマイニングが禁止されたはずの中国が主要なビットコイン採掘国として再浮上したことがわかりました。
CJBSによれば、2021年7月~8月における中国全体のハッシュレートは事実上ゼロになったとのこと。しかし、2021年9月にハッシュレートが突然30.47EH/sにまで回復し、仮想通貨のマイニング市場全体の22.29%を占め、世界第2位の採掘国に躍り出ました。
これは、中国国内で秘密裏にマイニングを続ける「アンダーグラウンドな採掘活動」を続ける業者が多いことを意味します。実際に2021年6月の規制後に行われた取材で、政府の目を盗んで仮想通貨のマイニングを続ける業者が中国国内に点在することが判明しています。
https://gigazine.net/news/20220519-china-underground-bitcoin-mining/