兵庫県尼崎市上ノ島町3の市立立花中学校(岡本修一校長、638人)で3日、生徒22人が頭痛や吐き気など熱中症の症状を訴えて救急搬送された。全校生徒が11日予定の体育大会に向けて練習中で、マスクを着用していた。手当てを受けて全員が回復したという。
市教委などによると、午前8時45分から1~3年生の全生徒がグラウンドで入場行進やラジオ体操などをした。約1時間後に十数人が体調不良となって保健室に行ったが、その後もリレー招集などの練習を約40分間続け、さらに多くの生徒が症状を訴えた。午前11時10分ごろに教頭が119番した。搬送された22人以外にも9人が体調不良となって下校したという。
https://mainichi.jp/articles/20220603/k00/00m/040/288000c