金沢市内で11日、自転車で交差点を横断していた男性が車にはねられ死亡した事故で、赤信号を意図的に無視して交差点に進入したとして12日、運転していた46歳の女と隣に乗っていた30歳の男が逮捕されました。
危険運転致死の疑いで逮捕されたのは、金沢市大野町の自称アルバイト従業員、長谷川玲子容疑者(46)です。
長谷川容疑者は11日午前7時10分頃、金沢市増泉1丁目の県道で、乗用車を運転中に信号が赤だと分かっていながら交差点に進入し、自転車で横断していた67歳の男性をはね、死亡させた疑いがもたれています。
また、警察は長谷川容疑者に対して信号無視をするよう指示したとして、助手席に乗っていた金沢市松島の建設業、寺崎太尊容疑者(30)を危険運転致死教唆の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し長谷川容疑者は容疑を認めていて、「止まらなくていいから早く行ってとせかされた」と供述している一方、寺崎容疑者は「助手席で寝ていたので、信号無視を指示したことは絶対にない」と否認しています。
現場は片側2車線の見通しの良い交差点で、警察は防犯カメラの映像を解析するなどして、当時の詳しい状況について調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b596a19c352517b701057a8bfa6c790317e65fb