埼玉県警少年捜査課と鴻巣署は１５日、児童買春・ポルノ禁止法違反（買春・製造）の疑いで、住所不定、無職の男（２４）を逮捕した。
逮捕容疑は昨年１０月１７日午後、東京都新宿区のホテルで、県内に住む１０代の女子中学生＝当時＝が１８歳に満たないことを知りながら、対価を払う約束をして、わいせつな行為をし、自身のスマートフォンで撮影した画像を保存した疑い。
同課によると、昨年７月ごろ、女子生徒が新宿に遊びに行った際、男に声をかけられて知り合った。後日、児童買春の話を持ちかけられ一度は断ったものの、１０月１７日にわいせつ行為を撮影された。実際に対価は払われず同日以降、連絡が取れなくなったという。
今年１月１０日、女子生徒の保護者から「娘が家に帰ってこない」と鴻巣署に届け出があり、同１３日に都内で保護された。その際の聴き取りなどで被害が判明。通信記録や犯行場所の捜査などから男が特定された。
男は「事実はしゃべりたくない」と供述しているという。県警は押収した男のスマホ４台を解析。余罪を視野に捜査を進める。
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