7月の中国物価、2.7%上昇
豚肉が高騰、コロナも影響
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【北京共同】中国国家統計局は10日、7月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で2.7%上昇したと発表した。上昇率は前月から0.2ポイント拡大し、上昇基調が続いた。上昇率は2年ぶりの水準。各地で新型コロナウイルス流行が物流に影響を与えていることに加え、豚肉価格が高騰したことも響いた。
変動性の大きい食品とエネルギーを除いても指数は上昇し、中国でも物価高の圧力が増している。
中国庶民の食卓に欠かせない豚肉価格が前年を上回るのは、2020年9月以来1年10カ月ぶり。新型コロナの影響で需給バランスが乱れ、業者の売り惜しみもあり、価格上昇を招いたもようだ。